市販品の枕というのは、全ての人に共通に良い睡眠を与える事を目指して作られています。
でないないと、当然のことですが売れませんから(笑)
市販品の枕で良く寝れたら、それで問題ないのですが、もし良く寝れないなら睡眠障害にならないうちに枕を自分に合ったものに買い替えるのも一つの方法です。
質のいい睡眠がとれないと、仕事や家事等社会生活に支障をきたします。
ほっておくと高血圧、動脈硬化、糖尿病等の重い生活習慣病の原因にもなります。
どんな人にどんな枕が合うのか、考えながら紹介していきます。
快眠で枕は大事?市販の枕は実は良くない⁉
あなたが眠る時に使う枕は市販品ですか⁉
それでぐっすりと眠れていますか⁉
もし、眠れないとか、眠っているのに眠い、疲れが取れないと感じているなら枕があなたの体に合ってないのかもしれません。
頭の大きさや重さ、形は、男女や大人子供によって違います。
体型も寝る時の姿勢も千差万別で個人差がいろいろとあります。
当然、枕も自分の頭の大きさや形、体型、寝る時の姿勢の条件に合っていないと快眠が出来ないという事になります。
そればかりか高血圧、動脈硬化、糖尿病等の重い生活習慣病の原因にもなります。
枕は快眠及び生活習慣病と密接に関係していますが、どうしても市販品の枕では、大きさ、材質等がコスト面で限定されてしまいます。
大量生産して大量販売するためにどうしてもこの値段で売るから大きさはこれくらいで、材質はこれでとなりがちです。
オーダーメイドの枕が無理なら自分の頭の大きさ、重さ、寝る時の姿勢とかを考慮して自分に合った枕を選びたいものですね。
市販の枕がダメ⁉快眠の枕の選び方は⁉
一日の3分の1の睡眠時間を自分の体形に合わない枕のまま使用し続ける事は、寝る姿勢によって首、背中や腰に負荷がかかるので注意が必要となります。
もし市販品の枕が自分の体に合わない感じた場合は、オーダーメイドの枕を作れば朝起きて疲れが取れない、眠いといった問題も解決する可能性が高くなります。
当然の事ですが、自分の頭の大きさ、重さ、形や普段の寝姿勢などを充分考慮した自分好みの枕を作製することができます。
では、オーダーメイドの枕を作れなければ、どのような基準で自分に合った枕を選んだら良いのでしょうか⁉
①枕の高さや大きさが自分の首の長さや体の大きさに合わないと気道が塞がれていびきをかいたり、首が不自然に湾曲して首や肩こり、腰痛の原因になったりします。
枕の高さ
枕の高さは、低すぎても、高すぎても睡眠に良くありません。
朝起きて首や肩こりがするなら、枕が高すぎるのかもしれません。
夜に寝つきが悪くて眠れないとか、感じるなら枕が低すぎるのかもしれません。
枕の大きさ
35cmX55cmサイズ 小柄な女性や子供用
43cmX63cmサイズ 最もよく使われているサイズ
50cmX70cmサイズ 一般的によく使われている43cmX63cmサイズよりも大きくて寝返りしても充分なサイズ
②枕の中の素材には、いろいろな物が使われていて、素材によって寝心地も変わります。
枕の素材
【低反発ウレタン】
反発力の低いウレタンを使ってるので、体型や寝ている時の姿勢に合わせて包み込むように沈み受け止めてくれます。
硬さは柔らかめでフィット感あり。
通気性・吸湿性は良くありません。
寒くなると固くなり、夏は熱がこもりやすいです。
水洗い可の特殊加工がされていないものは水洗い出来ません。
【ポリエステルわた】
ポリエステルをわた状にした人口繊維で、ふわふわと柔らかく、しかも弾力性があります。
硬さは、やわらかめです。
通気性・吸湿性はあまり良くありません。
水洗い出来ます。
【パイプ・ストロ-】
ストロ-を小さく切った形状の素材で耐久性や通気性もあり水洗い出来ます。
硬さはかためです。
耐久性や通気性はありますが、吸湿性は良くありません。
熱がこもりやすいです。
【そばがら】
そばの実を乾燥させたもので吸湿性や通気性が良く、水洗いが出来ず天日干しでお手入れします。
硬さは、かためです。
自然の植物性素材なので、天日干しをせずに湿気の多い場所で長時間使用すると虫がわきます。
アレルギ-やぜんそくの人にはオススメ出来ません。
【水鳥の羽根・羽毛】
水鳥の羽根・羽毛が素材でふんわりと柔らかいクッション感覚やボリューム感が味わえます。
硬さは柔らかめです。
通気性・吸湿性・保湿性にすぐれ、冬は暖かくて夏は涼しいです。
使っていると、枕の中から羽根・羽毛が出る事があります。
水洗いは出来ません。
【ビーズ素材】
発泡スチロ-ズを極小の粒にしたもの(ビーズ)を使用しています。
枕の中でビーズが頭の形や寝姿の姿勢に合わせて変形します。
握ったり抱きついたりしても非常に気持ちが良いです。クッションやぬいぐるみによく使われその独特なさわり心地が大きな特徴です。
熱がこもりやすいです。
水洗い可の特殊加工がされていないものは水洗い出来ません。
形状
【標準タイプ】
長方形で中央部がふっくらと膨らんでいる最も一般的にある枕の形です。
【ドーナッツタイプ】
中央部にくぼみがあり、くぼみの部分に頭を入れるタイプです。
頭が安定し首筋もフィットします。
【波型タイプ】
低反発枕に多いタイプで、波型が高い方が首筋にくるように使います。
【ユニットタイプ】
枕をいくつかのユニットに分割して、ユニットごとに素材を詰めているタイプです。
快眠で枕は大事?市販の枕を買ってはいけない理由!まとめ
頭の大きさや重さ、形は、男女や大人子供によって違い、体型も寝る時の姿勢も千差万別です。
自分に合った枕を選ぶ事で、睡眠の質が改善されてぐっすり眠れる事が出来ます。
市販品の枕が万人に合うとは、限りません。
市販品の枕を使っていて快眠が得られないなら、オーダーメイドの枕の検討や自分に合った枕に買い替えることも選択肢の一つです。